「虫は動物じゃない」という子も 国際調査で浮かぶ課題

1 名前:蚤の市 ★:2020/12/09(水) 08:45:54.50 ID:29NSyzpV9.net
 小4と中2の理科と算数・数学の教育到達度を測る、4年に1度の国際調査(TIMSS(ティムズ))の結果が公表された。両教科とも高い水準を維持した一方で、学習が「日常生活に役立つ」と答えた中2の割合が低いことや、デジタル化への対応の遅れなど、さまざまな課題も浮かんだ。

回答から見える、言葉の理解への不安
 今回、小4の理科の平均得点は03年以降で初めて低下した。ただ、筑波大付属小学校(東京)の佐々木昭弘副校長(理科教育)は「前々回よりは高く、大きな学力低下とはいえない」とみる。

 一方で、気にかかることもある。毎回同じ問題を出して比べる「同一問題」の記述問題で、日本の平均正答率が落ちていることだ。小4理科の選択問題は前回調査より0・5ポイント上がったが、記述は3・5ポイント下がった。中2理科も記述が2・0ポイント下がっている。

 また、正答率が国際平均(45%)より低い37%だった、さばくの絵から「生き物」を探す小4理科の問題でも、「日常生活の言葉の力が落ちていることがうかがえる」という。「生き物という言葉に、虫も草も木も入るということが理解できていない。実際、小学生の中には『虫は動物じゃない』と言う子が結構いる。生き物、動物、虫、昆虫、植物といった言葉の意味が正しく理解されていないのではないか。国語など他教科と連携する理科授業がますます重要になる」

 また、今回の調査で、「理科の勉強は楽しい」と答えた児童生徒は、小4は92%と国際平均(86%)より高かったが、中2は70%で、平均(81%)より低かった。佐々木さんは「中学では学習内容が難しくなる分、教員は専門知識の押しつけではなく、わかりやすい授業を心がける必要がある」と指摘する。

 数学では今回、中2の平均点が過去最高となった。

 藤井斉亮(としあきら)・東京学芸大名誉教授(数学教育)は「『ゆとり教育』でスリムになったカリキュラムが改められ、学びの充実が図られた結果と言える。さらに、データの活用など統計分野の学習が補強され、『資料と確からしさ』の領域で年々得点が上がっていることも、全体の得点上昇に貢献したのではないか。未履修分野でも、考えて解いている子どもが小中ともに多いのも、日本の特徴だ」と評価する。

 好成績でありながら「数学の勉強が日常生活に役立つ」と答えた中学生は国際平均より低いが、藤井さんは「新学習指導要領では、日常の事象と数学のつながりを強く意識させるようになっており、この乖離(かいり)も徐々に解消されていくだろう」とみる。

「教えられた通りの正解を求めすぎるのは日本の課題」
 数学オリンピックの入賞者も輩出する、栄光学園中高(神奈川県)の数学教諭、井本陽久(はるひさ)さんも「TIMSSのように知識で正解できる問題は、やらせれば点数は上がる。ゆとりから学力重視に変わった成果だろう」とみる。

 ただ、教育が「学びの躍動感」…(以下有料版で,残り2019文字)

朝日新聞 2020年12月8日 20時02分
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14724677.html


引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1607471154
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